保育士派遣会社を選ぶ際に意識するべきポイントを知っておこう!
派遣で保育士を始めようと思っているけど、どのような点に注意して選べばいいかわからない、保育士におすすめの派遣会社に登録したいと悩んでいませんか。派遣会社といっても数がたくさんあるためなかなか絞り込めないのではないでしょうか。ここでは保育士派遣会社を選ぶポイントや派遣保育士の働き方、派遣会社を利用する手順について紹介します。
保育士派遣会社を選ぶ際に意識するべきポイント
保育士に強い派遣会社を選ぶときのポイントについて見ていきましょう。
業界での実績がある
保育業界でしっかりとした実績がある派遣会社かどうかを見極めましょう。業界で実績のある会社であれば、派遣先の保育施設とつながりが強いことも多いため、求人に関して条件や業務内容など交渉もしやすくなります。優良派遣事業者や派遣事業許可番号など目に見える証明書を保有している派遣会社であれば安心です。
求人が充実している
派遣保育士の求人数が多い会社かどうか確認しましょう。求人数が多ければ多いほど自分の希望に沿った求人が見つかる可能性が高まるだけでなく、選択肢も増えます。派遣会社は複数登録が可能なので、自分が希望する地域に対応している派遣会社にいくつか登録しておくことをおすすめします。
福利厚生が充実
派遣会社によってどのような福利厚生が受けられるのか異なるようです。社会保険や有給休暇、その他のクラブオフ制度など派遣会社から受けられるので、福利厚生が充実している会社を選ぶとより快適な状況で働くことができます。
フォロー体制がある
派遣保育士として長く働き続けるためにはフォロー体制がしっかりした派遣会社を選ぶと安心です。実際に働きだしてから出てきた悩みや不安などを相談でき、トラブルなどがあった場合にも保育施設との間に入ってくれます。
派遣先の保育施設との顔合わせのときに、担当者が同行してくれるかどうかもとても重要です。担当者と自分の感じた印象を訪問後にすり合わせれば、納得して就業先を決めることができます。
派遣保育士の働き方の特徴
派遣保育士は正社員やパートの保育士とどのような違いがあるのでしょうか。
雇用形態
正社員やパート、アルバイトの保育士は保育施設との直接契約であるのに対し、派遣保育士は派遣会社が雇用主となるため派遣会社と雇用契約を結びます。日々の業務に関する指示などは保育施設が行いますが、勤怠管理や給与支払いなどは派遣会社が行います。
雇用形態にはいくつか種類があり、一般派遣や紹介予定派遣、無期限派遣などがあるようです。一般派遣の場合、契約期間は最長3年と決まっています。そのため、3年を過ぎると別の派遣先を探す必要があります。
紹介予定派遣は、将来派遣先の保育施設で働くことを前提に契約を結ぶようです。両者の合意が得られれば、正社員となり保育施設との直接雇用に変更となります。
業務内容
派遣保育士の業務は一般的に担任を持たずに保育の補助業務がメインとなります。クラスの担任をしている保育士のサポートや、園内全般の掃除や遊具の安全確認などを行う園内業務のサポート、クラス便りや園便りなどの配布物を印刷して封入する作業や、買い出しなどの事務業務のサポートなどがあげられるようです。
全般的に事務作業が少ないことと指導案などの制作をする必要がないという特徴があります。基本的に派遣保育士は有期雇用のため、責任のある業務を任されにくい傾向があります。
保育士派遣会社の利用の流れ
具体的にどのような流れで派遣会社を通じて就業に至るのでしょうか。
登録
派遣会社のホームページから登録を行います。基本情報や希望条件、職務経歴などを入力するだけで来社が不要な場合と、webで仮登録後、派遣登録会に参加が必要な場合があります。
面談
派遣登録会に参加し、担当者から希望条件、地域などについてヒアリングが行われるようです。事前に希望条件などについてまとめておき明確に伝えられるようにしましょう。もしその時点でマッチする案件があればすぐに紹介してもらえます。派遣登録会では一般常識や基礎知識に関する簡単なスキルチェックも行われます。
求人紹介
登録内容にマッチした内容の案件があれば、メールや電話で担当者から紹介があるようです。気になる求人があれば、担当者に推薦してもらいましょう。
職場見学
希望する場合は、応募する保育施設との顔合わせができます。職場の雰囲気を確認することが一番の目的ですが、働く前に感じている不安や疑問があればそのときに直接質問できます。この時点で自分と合わないと感じた場合には担当者に相談しましょう。
雇用契約
職場見学後に就業の意志が固まれば契約します。出勤初日は担当者が同行してくれます。その後も定期的に訪問してくれて職場での相談に乗ってくれるので安心です。
自分が理想とする職場で働くためにも、自分に合った派遣会社を選びましょう。そのためにも一社だけに登録するのではなく、複数の派遣会社に登録して求人を比較したうえで選ぶことをおすすめします。